1つの作品だけを展示する美術館

our philosophy

たった1つの作品と向き合う時間。

1つの作品だけを展示します。

他の作品と比べることも、カテゴライズすることもなく、純粋に1つの作品と向き合うことができます。

芸術という概念を広げる展示。

見逃されている芸術性がたくさんあります。

自然、文化、社会を見渡し、「何を以って芸術とするのか」から考え、研究し、発信していく場所です。

かけがえのない『1』を尊ぶ。

合理的、効率的、論理的、経済的。そんな社会の中で見逃されがちな『1』という存在。

1つの作品を慈しむ行為を通して、一人一人を尊重する概念の定着へつなげていきたいと考えています。

みんなで運営するソーシャル美術館。

1つだけ美術館は、「特定非営利活動法人1つだけ美術館」の所有物ではありません。

美術館が社会にとって必須な存在だと信じ、みんなで守って、みんなで育てていきたいと思っています。


2022-2023 exhibition


director officer

代表理事:よしおか りつこ

副代表理事:吉岡 正人

理事:内海 芳美、島田 真吾、若林 朋子

監事:大久保 一彦


みんなの手にある、ソーシャル美術館

1.サポート展示企画の募集

年間30日だけ、展示企画を会員限定で募集いたします。

ご自分の作品や、好きな作家の作品など「この作品を展示したい」という思いをご相談ください。

費用:1日 10,000円

プロフィール、キャプション、ドネーションカードなどは1つだけ美術館で作成いたします。

また、演出や広報の協力もいたします。1つだけ美術館と一緒に素敵な展覧会を開催いたしましょう!

2.キュレーター募集

1つだけ美術館で設定したテーマ・課題を理解し、キュレーションから企画展示開催までを担っていただける人を募集します。

年一回、テーマについての講座に参加してもらった人からキュレーション提案を募集します。

対象:1つだけ美術館の目的・趣旨を理解し、賛同してくださるみなさま

キュレーションについては、テーマに対する切り口の独創性、1つだけ美術館の空間を活かしている、「1つだけ」を展示することへの解釈・社会への影響を考えている、アートや芸術への愛情などを大切にしています。

※募集開始は3月を予定しています。

3.「1つだけ美術館」分館の募集

みなさんが持っている、2~5畳の空きスペースを美術館にしませんか?

1つだけ美術館と一緒に巡回展をしたり、空きスペースにまつわる事物をテーマに展示企画を考えたり。

美術館が生まれることで、建物の価値も、施設の価値も、物件の価値も、町の価値もきっと変わってくると思います。

「空きスペースを美術館にしたいかも」という方は、お気軽にご相談ください。

Supporter exhibition


美術館の仕様

作品は周囲の環境の影響を受けます。

そのため、質感の良い素材を使用し、展示された作品がより栄えるようにしたいと思っています。

また、この場所で過ごす時間が、心地よく美しくあるように配色についても計画しています。

壁面|東側:土佐和紙に塗装 西側:ステンレスの下地に塗装(インスタレーション等で利用) 南側:窓 北側:ドア 

天井|塗装、照明器具(スポットライト設置)

床面|大理石貼り

什器等|展示台(1200×1152)、本棚、動画配信用カメラ、プロジェクター、エアコン、コンセント5個所